ホーム >  お宿 >  北陸 >  北陸・山代温泉 政府登録国際観光旅館 雄山閣
加賀屋

写真からも伝わってくる、女将の所作とおもてなしの心。

 マニュアルのない真心のおもてなしこそ『雄山閣の宝』東山の高台にあり、中庭には大滝が流れる風光明媚な老舗旅館「雄山閣」は、全室122室を誇る大型旅館。
「うちが最も大切にしているのはおもてなしの心」と語るのは3代目女将の須藤さん。同館では、旅客のお世話をするスタッフを「接待さん」と呼び、その割合も旅客3人に対して接待さん1人という高密度は地域最多。「おもてなしとは真心。そして真心にセオリーも決まった型もないと思っています。お客様が何を求めておられるのか、経験から培った各々オリジナルのノウハウで対応いたします。
お客様にはかまってほしい方もいればそうじゃない方も。それを的確に見極めたお世話を心がけ、安心しておくつろぎいただけるよう配慮しております。これは余談ですけど、私より接待さんのご指名をいただくことも多くって正直タジタジなんですよ(笑)」と、優しい笑みをたたえる女将にはオーラすら感じる。基礎をしっかりした上で、あとはあえて接待さんの行動を制限せず、それぞれの接待さんの「想い」でお世話することが活気ときめ細かいサービスを提供できる秘訣なのかもしれない。
お子様連れのご家族が安心できる旅館として定評の雄山閣ベテランの接待さんの多くは子育て経験者。だからこそ子どもの扱いもうまく、かつ親御さんにもリラックスしてお過ごしいただきたいとの思いで、接待さんたちは優しく目を光らせている。

お客様に安心してくつろいでいただけるよう、おもてなしは真心。
「接待さん」の気持ちに制限も設けないと語る女将。

女将によると「夏休みなんかは、少子化なんてどこ吹く風、当館ではそこかしこに子どもたちのはしゃぐ姿がみられます」とのこと。
数ある旅館の中でも家族連れの人気が高いのはこういった背景に裏付けられるわけだ。これまで「子どもを理由に」温泉旅行を諦めていた皆さんには嬉しい老舗旅館となることだろう。ゴージャスなロビーは「あそび」の証。雄山閣に入るとまず、目に入るのは黄金色に輝く「鳳凰」と、前田藩の参勤交代の様子を模した彫刻などのゴージャスな装飾と高低差13メートルの中庭の大滝。
近年の旅館にはない煌びやかなロビーの造りについて女将に尋ねたところ、「そうでしょ。豪華でしょ!最近の温泉旅館もホテルみたいにどんどんシンプルなデザインになりがちな中、私どもは敢えてムダだと思えるスペースも必要だと思うんです。車のブレーキやハンドルの遊びと同じ。贅を尽くした空間は非日常的であって、それが「あそび」や「ゆとり」の部分なんじゃないかと思います。当館がお客様にとり、そんな存在になれたなら嬉しいと考えているんですよ」と話してくれた。そんな奥深い意味をもって佇んでいたのかと、思わず「鳳凰」をナデナデしたくなる思いに駆られる。随所に垣間見える気配りとこだわりを見せる雄山閣は、心遣いも温泉も温かい湯宿である。


「行ってらっしゃい」から「おかりなさい」までお客様一人ひとりを覚えているフロントスタッフ。

雄山閣の顔である絢爛豪華なロビー。鳳凰の後ろには名物の大滝が見える。


味はもちろん、目にもおいしい彩り豊かな加賀会席に舌鼓。

『「にぎやかに」が礼儀です』をモットーとする同館の彩り豊かな料理は、地元自慢の加賀野菜に豊富な日本海の海の幸。旬を極めた食材はそれだけで美しく、イタズラに飾る必要もない。
吟味された九谷焼の器に盛られた心づくしの料理の数々はそれぞれに温度が違い、「温かいものは温かく、冷たいものは冷たいように」と、もてなしの心遣いは器の温度にもこだわりを見せる。
もちろん食事の間も接待さんの活躍は目を見張るものがあり、オカルトではないが、スッと消えたかと思いきや、用事をお願いしようと振り返れば傍におられ、正に女将の話に偽りなし。安心して食事を楽しむことができる。

北陸の幸を前に至福のひととき

厳寒の荒波に揉まれた天然アワビの味と食感には言葉を失う。



ギリシャ神殿に迷い込んだような錯覚におちいる婦人用大浴場はその名も「ギリシャ神殿」。女性専用のため男性が入ることはできないのが残念だが、殿方には大浴場「兼六」。それぞれにジャグジー、打たせ湯を完備するほか、総檜造りの貸し切り風呂など多彩な浴場は我々を迎え入れてくれる中、特にオススメなのが粋な数寄屋風造りの客室に備えられた地元九谷焼の露天風呂。
時間も他人も一切気にせず名湯を心ゆくまで楽しめるため、カップルをはじめ、家族連れにも人気な上、安心。

部屋付き露天風呂は九谷焼。何度でも名湯を楽しめる自由度が嬉しい

「これぞ旅館」と思える伝統の和建築。ゆとりのスペースでグループにも最適。


松平会長渾身の作品は、プロも憧れる桜の天然木でできたダンスフロアー。

 松平会長イチオシの「凱旋門」。
 実に日本はダンス大国。全てのダンスを含めば1,000万人超市場。中でも社交ダンスの人気は根強く220万人のファンがいるともいわれる。こんなダンスファンに支えられ、また憧れのステージとして愛されるダンスフロアーを有する雄山閣は「凱旋門」。その規模も造りも地域一を誇る。プロも唸る本格音響設備はもちろん、歴史と伝統を感じさせる格子柄のデザインの床は総桜天然木で造られている。「桜の木で造った床の持つ適度なしなりはダンサーのみぞ知るなんとも言えない心地よさ。足や膝に優しい上、適度な滑り具合は、非常に踊りやすいと大変好評。加えて、この床にデザインされた文様はステップの歩幅に合わせています。このことに最初は気づかなくても、踊り始めるとそれに気づく。皆さんがそれに気づかれた瞬間が何より嬉しい。週に二日はダンス教室も開催しておりますので、ご興味のある方はお気軽にお尋ねください。」と、自らもダンサーであり、同館の会長でもある松平さん。


「雄山閣」自慢の接待さんと共に旅客を送り出す須藤女将

 旅館は「女将さん」で決まるというほどに、大きな存在感を持つ「女将業」。
誰よりも早く起床し戦闘服である和服に身を包めば、客室や風呂場など施設の内外のチェック、各セクションのスタッフらとのブリーフィング。
そして旅客の出迎えから、送り出し。夜は夕食や宴会への挨拶まわりなど、めまぐるしい活動範囲。
 「雄山閣」の須藤女将も例に漏れず多忙を極める毎日だが、その所作は非常に優しく、「焦り」などは微塵も感じさせない。
 『私どもは、皆様にいかに心地よくご滞在いただけるかを最優先に考えております。だから様々に違うお客様を知り、お顔を覚えるためにもまずお出迎えは基本。そしてお帰りの時にも感謝とともに、「行ってらっしゃいませ」という気持ちで送り出させていただいております。』
 ホテルと違い、旅館を温かく感じるのはやはりこういった女将の存在。
過不足のない「良い加減」が素敵な須藤女将は今日も旅客を送り出す。


ようこちゃん

 部屋付き露天風呂は好きなときに好きなだけ温泉を楽しめるオススメの客室。女性ならわかってくれると思いますが、お風呂イコールすっぴん。せっかくの温泉もすぐにまたお化粧をしなくちゃならないのは、温泉も化粧品もダブルでもったいないものです。
大切な人と部屋からでることなく、食事もお風呂も満喫できることは心も体もリラックスできることまちがいなし。
あと、地域一のダンスフロアーがあると伺い訪れた「凱旋門」では松平会長さんと一緒にダンスのポージングを!初めてのステップに力強いリードのちょっとドキッとしてしまいました。


かなちゃん

 私は檜の露天風呂に入らせていただきました。山代温泉の源泉はちょっと熱めなのだとか、温度になれるまで「うぅ!ん〜〜!」と我慢が必要でしたが、その間も、あの熱いお風呂のチクチク感は感じませんでした。これが温泉なんでしょうか。不思議でした。もちろん温度調節はできるのでご安心を!でも少し熱めのお風呂と北陸の冷たい風のギャップがすごく心地良いんです。寒さを感じたら、また首まで浸かって、のぼせそうになったらまたお風呂に腰掛けて涼む。だれの視線も気にしなくていいから何度でも楽しみたい感覚でした。
あと、お料理のボリュームがスゴイ!頑張って食べましたが、なんか食い散らかしちゃった感じ・・・すみません。あぁ、もったいないことをと反省です。お刺身は蟹もその素材の良さと鮮度はさすが北陸。今回初めてみた「アワビの踊り焼き」にもビックリ。炎に炙られもだえるアワビさんには申し訳なかったですが、正直おいしかたです。ごちそうさまでした(笑い)
お食事中もずっとお世話をしていただいた接待さんの細やかな心遣いにも大変感謝です。ありがとうございました。



北陸・山代温泉 政府登録国際観光旅館 [雄山閣]

〒922-0293 石川県加賀市山代温泉東山町16-1 TEL.0761-77-1400(代)

http://www.yuzankaku.com/

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