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湯元 ホテル 阿智川

 昼神温泉郷の中でも一際奥まったところにある、閑寂なたたずまいの「湯元ホテル 阿智川」。
風格ある純和風の玄関では「ようこそ、いらっしゃいませ」と笑顔の仲居さんたちがお出迎え。遠く信州の温泉地にやってきた実感がひしひしと迫ってくる。
まずは艶やかな絨毯が敷き詰められたロビーでホッと一息。目の前の見事な庭園は100㎡もあるという。かなりの風流人というオーナーが長野県の最南端、遠山郷の渓谷から取り寄せた碧石(あおいし)に、手入れの行き届いた松、趣ある石灯篭、池上に欄干を備えた真っ赤な太鼓橋など、日本情緒たっぷり。日常から心を解き放ち、ゆっくりと癒してくれる。見どころはロビーだけでない。少し先の第二ロビーにはなんと滝まで流れている。一本の枝で赤、ピンク、白と3種の花をつける桃花の木とともに、滝の流れ落ちる穏やかな音が寛ぎのときを演出する。
玄関といい、ロビーといい、品のいい和風庭園や意表をつく屋内の滝、廊下の調度品一つひとつにいたるまで、目に付くものすべてがすばらしい。これからこの宿で過ごす時間が素敵なものになりそうな予感に、思わず心が高鳴ってしまう。

見事に手入れされた中庭を散歩。和の風情あふれる自然のなかで気持ちがどんどん和らいでいく

ロビーから少し入った第二ロビーには滝が! 意外な演出に誰もが感動間違いなし


雄大な庭園に囲まれた露天風呂。満点の星空を楽しむ夜もいいが、緑の深さが目に沁みる朝風呂もオススメ

 "湯元ホテル"の名が示す通り、敷地内に湯元があるのが自慢。現在ホテルが立つ昼神温泉郷の瀬の洞には、かつて武田信玄の隠し湯があったそう。時を経て温泉は大崩落で埋没するものの、昭和に入って行われたトンネル工事の地質調査中に偶然にも温泉が噴出、再び昼神温泉として蘇った歴史を持つ。その記念すべき湯元がここの露天風呂内にある。とうとうと噴出する無色透明のナトリウム硫黄泉は、全国でも屈指の PH濃度9.8。と聞いても「PHとはなんぞや?」となるだろうが、日本では水素イオン濃度(PH値)が9以上あるアルカリ性の強い温泉は数が少ないため、こちらは非常に貴重な温泉なのだ。大浴場をはじめ、ジャグジー、巨岩をくりぬいた洞窟風呂、開放的な露天風呂まで、自慢の温泉をたっぷりと供給。とろりとした湯に一度入れば、3歳も肌年齢が若返るという美肌湯として評判を集める。なかでも県下随一の広さを誇る碧石の露天風呂は野趣溢れ、温泉情緒いっぱい。湯にゆっくりと浸かり、庭園から湯の洞山に続く大自然を眺めれば、極楽感も最高潮に。しかも女性客の露天風呂からは湯浴みを着け、野花咲き誇る山の小路を散策できるとか。湯涼みをかねた、ひのき林の森林浴は、ヒーリング効果も満点だ。


武田信玄ゆかりの名湯は、この洞窟風呂の上からほとばしり、今なお尽きることはない

眺めのいい露天風呂では、熱めの湯に火照った体を冷たい外気がいい塩梅に鎮めてくれる


「お客様には真心を持って、ご相伴するように心がけています」と女将の小林美代子さん。

120名収容できる中宴会場ほか、390名も入る大宴会場も。座敷席ほか、希望すれば、最近人気の高膳と高座椅子にも対応してもらえる


 夕食は宴会場へと案内された。テーブルに並べられる料理のメインは地元が誇る信州牛。こちらでは団体向けの鉄板焼ほか、個人ツアー向けに珍しい桜塩の岩塩プレート焼きも用意。
「一見、大理石のように見えなくもないのですが、ヒマラヤ岩塩を使ったプレートなんですよ。ジューシーな信州牛の脂でプレート表面の塩が溶け、いい塩梅になるんです。肉食系の皆様にはきっとご満足いただけます」と女将の小林美代子さんがにこやかに説明してくれる。ジュウジュウと程よく焼けたところをさっそくパクッ。味付けはプレートの塩味のみ。だからこそ肉の脂の甘味がダイレクトに感じられ、肉食系でなくてもその美味しさに頬がゆるむ。
「料理長が関西の高級料亭出身ですから薄味を基本に、素材本来の味わいと季節感を大切にしています」と女将。
オコギと呼ばれる山菜のおひたし、タラの芽やニセアカシアの花の天ぷらなど、初めて耳にする地元食材も満載。イタリアンソースで味付けたロブスターやコラーゲンソースを添えたカブの炊き合わせなど、素材とソースの組みあわせもハイセンス。あっさりと軽やかななかにも、深い滋味がこだまする名品ばかり。この宿ならではの、忘れられない味にたくさん出会える。

信州牛の鉄板焼にヤマメなど、季節の川魚の塩焼き、山菜の天ぷらなど、地の食材オンパレード

珍しい信州牛の岩塩プレート焼き。陶板焼より保温性があり、プレートが余分な脂を吸ってくれるのでヘルシー


みらいちゃん

 ロビー、日本庭園、滝…と館内に足を踏み入れた瞬間から感動の連続です。広いロビーでは週末の夜、ピアノコンサートなども行われるとか。夕食のあと、優雅なひとときを過ごせるのがいいですね。客室も純和風の落ち着いた佇まいで、しっとりのんびりくつろげました。お風呂はとにかく広い!大浴場は200人も入ることが可能だそうですし、露天風呂も南信州一の大きさを誇るとか。手足を思いっ切り伸ばして、湯に浸っていると心も体もどんどん軽くなっていくよう。「楽しんでくださいましたか?」と見送ってくれた女将さんの笑顔に、再訪を誓いました。


れいなちゃん

 温泉宿らしい館内が情緒たっぷりでとても心地よかったです。一番印象に残っているのは、やはり風呂ですね。巨石を組んだ野趣溢れる露天風呂ほか、独特の雰囲気を醸し出す洞窟風呂もあり、多彩に揃う湯殿を楽しみながら、美人・美肌の温泉効果で肌もツルツルスベスベに。脱衣場もとっても広くて、湯上りもゆったりくつろげました。湯にこだわるこちらでは、日帰り入浴を受け付けていないとか。宿泊する客を第一に思ってくださっているのがうれしいですね。料理は塩板でジューッと焼かれる信州牛に唾をごくり…(笑)。馬刺しや山菜など、地元の美味をたっぷりと堪能しました。



昼神温泉 湯元 ホテル 阿智川

〒395-0304 長野県下伊那郡阿智村昼神温泉郷 TEL.0265-43-2800

http://www.hotel-achigawa.jp/

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