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北陸 御菓子城 加賀藩

遠くからでもスグにわかる見事な「石川門」の構え。

加賀インターチェンジより車で10分。通り沿いに現れるのは立派なお城の門構え。
昭和61年の創業から一貫して加賀の菓子文化を受け継ぎ、また創作銘菓をつくり出している「北陸 御菓子城 加賀藩」である。
広大な敷地には日本庭園も美しく、「加賀藩文化村」を合わせ、全11のセクションで構成される文化体験テーマパークだ。
 買い物だけではなく、隣接する御菓子工場「加賀藩工場」の見学をはじめ、「石川県郷土人間国宝館」では、文字通り石川県在住の人間国宝の作品を一堂に集め展示、販売している全国的にも珍しい展示場。というのも、実は知る人ぞ知る、石川県は人間国宝王国。
全国で56人の重要無形文化財保持者に認定される人間国宝のうちの8人を輩出し、人口に対するその比率は日本一。
大場松魚氏による「蒔絵」、川北良造氏による「木工芸」、徳田八十吉氏の「彩釉磁器」、前史雄氏の「沈金」、吉田美統氏の「釉裏金彩」、魚住為楽氏の「砂張銅鑼」、中川衛氏の彫金、小森邦衛氏のキュウ(unicode9AF9)漆の世界を一度に拝観できる唯一無二の存在である。


年20万箱を売り上げる加賀藩自慢の「加賀福」は農水大臣賞も受賞する逸品。

 広い店内には数百種に及ぶ、四季折々の加賀の味と香りを楽しめる銘菓が並ぶ。数ある中でも創業以来製造し続けている「加賀福」はひねりをかけた形も小粋な「あんころ餅」で加賀藩一の人気を誇る。
きめ細かさで知られる地元石川県の餅米「かぐら」と「白山」をブレンドしたものに、十勝産の極上小豆と高純度の氷砂糖だけで仕込んだあんころ餅は、ほどよい甘さが好評で、「加賀福」だけを目当てに訪れる客も多い。
このほかにも茶道をされる方には縁深い「羽二重餅」や「栗きんつば」なども忘れてはいけない伝統銘菓。
 このような甘党には、まさに「甘美な世界」の同御殿でショッピングを楽しみつつ振り返れば、全面がガラス張りでその製造工程全てが見渡せる「菓子工房」が隣接。店頭の御菓子がどんな風に作られているのかが見学でき、ついつい進み具合に見入ってしまう。
 そして、園内を歩き疲れたならホッと一息、大庭園を眺めながら先程の菓子工房でつくりたてほやほやの甘味と釜湯でたてた抹茶を楽しむのがおすすめ。


試食のつもりがパクパクと。あとを引くのがマズイ加賀福だ。

甘味のみならず、あられや煎餅なども豊富に揃う。


5千種、10万点の折紙が出迎える。

 本丸御菓子御殿の2階には330坪の広さに国内外の作品。5000種類、約100000点、どこを見ても折紙、折紙、折紙の不思議な世界が広がる  折紙の話に入る前に、先ず「紙」のお話を少し。
そもそも「紙」自体は6世紀はじめ大陸からその製法が伝えられたのち、日本人ならではの研究熱心さと試行錯誤の繰り返しにより、薄くて丈夫な和紙が誕生した。これら和紙は写経や大切な記録のための用途がメインだったものの、その後、神事に使われるようになるころから、紙の折り目を活かし、美しく折る技術が発展したようである。
詳細な歴史的証拠は不十分ではあるが、すでに江戸時代には「折り鶴」や「折紙風船」が折られている事実もあり、そののち庶民にも手軽に紙が入手できる頃からは、日本伝承の文化として根強く息づき、今や世界に「Origami」という単語として認識されるまでに広まったというわけだ。
 「たかが折紙、されど折紙」。折紙をあなどる事なかれ。同館には、たたみ数畳を使う大きな作品から、顕微鏡でしか見えない人間業を超越した「折り鶴」までが一堂に展示されており、一枚の紙が創り出す驚異的かつ繊細な世界観は一見の価値ありなのである。


来館者を出迎える「四季の庭園」や「おとぎの世界」。
 訪れる者を出迎えるのは折紙の花も咲き乱れる「四季の庭園」。水仙・桜・チューリップ・菖蒲・向日葵や色づく紅葉など3000枚の折紙でつくられた庭園。そんな圧巻の作品を左に奥へ足を進めると、恐竜をテーマにしたジオラマ、おとぎ話をテーマにした物語の世界。草原に乱れ咲く花の上を飛ぶ白鳥の群れなどの大きな作品が続き、訪れる多くは感嘆のため息も深くその世界に吸い込まれていくのである。

ひとつひとつの葉も花びらもすべ折紙で作られた壮大な庭園。

様々なテーマで見応えある超大作が展示されている。


久しぶりの折紙に夢中になる二人。誰もが気軽に体験できる。

世界最小の「折り鶴」は顕微鏡で!
 同館には知る人ぞ知る髪の毛の先より小さい「世界最小の折り鶴」が展示されており、休日には顕微鏡を覗く来館者が列をなす光景が日常。
作者の内藤晃さんは1921年生まれ。人力ヘリコプターの研究者でもあり、同94年には24秒間の滞空世界記録を樹立している方。
一方で極小折り鶴を趣味とし、同館にあるものは一片0.5ミリ、厚さ2ミクロンのフィルムから作られている。ご存知とは思うものの1ミクロンは1000分の1ミリ。
その作業は顕微鏡を覗きながらのもので、一日10分の作業が限界だという。
加えて現在も、一片0.2ミリからできる折り鶴に挑戦中とのこと。
何事も極める人は本当に凄いものであり、頭の下がる思いである。


ようこちゃん

 ここに来れば折紙の歴史も、世界にはどんな作品があるのかも知ることができますね。体験コーナーの折紙教室で私も「箱鶴」に挑戦しました。
よく知っている折り鶴の折り方を少し変えただけで、四角さが可愛い箱鶴ができたのに感激。一枚の紙でこんなにも違った表現ができるのかと改めてその奥の深さに触れました。
伝統の銘菓とお茶を楽しめその上、人間国宝さんや世界屈指の折紙作品に出会えるなどの貴重な体験に感謝です!


かなちゃん

 店内をぎっしり埋め尽くす御菓子の数と豊富な種類に驚きました。
中でも250種類の御菓子の中から好きなものを好きなだけ選んで詰める「包撰菓(ほうせんか)」は自由度も高くてお土産にピッタリ。
御菓子城加賀藩でしか販売していないオリジナル商品を目当てに訪れるファンが多いのもうなずけます。



北陸 御菓子城 [加賀藩]

〒922-0241 石川県加賀市加茂町ハ90番地1 0761-77-0100

http://www.kagahan.co.jp/

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