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越前竹人形協同組合「越前竹人形の里」

説明も楽しい宮谷統括部長は越前竹人形協同組合「越前竹人形の里」名物!

説明も楽しい宮谷統括部長は越前竹人形協同組合「越前竹人形の里」名物!

  全国屈指の雪国である福井県。その厳しい寒さの中育った真竹や、孟宗竹は希に見る良質な竹になるという。
この地方では、雪に閉ざされ屋外に出にくい冬季は家内で竹籠や花器づくりが盛んとなり、伝統工芸として育まれてきた。
このような歴史的背景と広大な竹林にいだかれた「越前竹人形協同組合「越前竹人形の里」」。
 「ここはいわば、竹の博物館なんですよ。」と館内を紹介してくれたのは、笑顔のはじける宮谷正志統括部長。
『当館の前身は師田黎明が創立した「白樹舎」と申しまして、50人程度の竹細工職人がそれぞれに作品を持ち込み披露、販売したのが始まり。
当初は一輪挿しなどの工芸品を作っていました。そしてその製作工程において廃材として出る竹の切れ端を使い余技として、たまたま作ったのが小さな竹の人形。これが今に至る越前竹人形の興りとなったのです。昭和27年のことでした。』
 当時られていた竹製の一輪挿しと、その横には初期に作られた個性豊かな表情を持つ「音楽人形」や弁慶の「勧進帳」が今も展示されている。


越前竹人形の誕生のきっかけとなった端材でつくられた小さな人形たち。

師田黎明氏に命を吹き込まれた神秘的な竹人形「香具夜」。


職人の創作空間であると同時に、工芸伝承のため多くの若者が修練する。

 創作竹人形の展示館としては日本一のレベルと規模を誇る「創作竹人形館・黎明」。
館内には師田黎明氏の「笹鳴り」や「かぐや姫」などの代表作が展示されており、息を呑まんばかりの匠の技に思わず吸い寄せられる世界が広がる。
 鉈(なた)を巧みに操り、一本の竹を何千回と割き人形の髪の毛を作る作業をされていた人形職人の山岸さんにお話を伺った。
「竹の髪の毛は平均0.2ミリの細さにまで割り続けます。これができるようになるまではやはり4年〜5年の経験を要します。
また、同じように見えて、同じ竹は存在しません。一本一本の個性を見つけイメージが浮かぶまでその竹に触れ、ただ眺めます。
しかし、その日の体調や気分一つでイメージも違えば、人形の表情にも違いが出てしまいます。
私も今年で14年目になりますが、まだまだ慣れないというのが本音ですね。」と人形づくりの難しさを語ってくれた。
 凛とした直線としなやかな曲線を紡ぎ、「にんぎょう」というよりは「ひとがた」、まるで竹に潜む「精」を表に出すかのような職人達の卓越した技術と感性には、ただただ頭の下がる思いでいっぱい。


職人の作業を間近に見学できる館内。

作業中も奇策に応じてくれる人形職人。


作り慣れた人形でも一体一体個性が違うと見つめる眼差しも真剣。

 昭和30年「全国竹製品展」において、中小企業長官賞を受賞。また「全国新製品展」においても農業経済局長賞を受賞するなど、福井県の新しい特産品として注目を集め、広く全国に知られるようになった越前竹人形。
その名が知られ、またその神秘的で妖艶な姿が多くの人の心を捉えたのか、サスペンスドラマにも題材として取り上げられ、これまで「竹人形殺人事件(フジテレビ・浅見光彦シリーズ)」や「京都阿修羅人形殺人事件(TBS・山村美沙サスペンス)」にも登場。
 「竹人形と言えばなぜか殺人事件サスペンスなんですよ(笑)。喜ばしくも喜んじゃいけないような微妙な気持ちですが、竹は植物の中でも最も成長が速く、福を招き、厄をはらうものとして、古来より門松や地鎮祭に使われるほか、再生の象徴としても愛されています。だからプラスに、肯定的に、とらえてます。」と前述の宮谷統括部長のトークもはずむ。


竹細工実習教室での人形づくり。オリジナルの一体をつくろう。

 同館の竹細工実習教室では、職人の指導の元、昔懐かしい竹とんぼをはじめ、竹人形を自分で作ることができる。
 子供から大人まで楽しめるように、それぞれのレベルや希望に応える豊富な工作キットは、「削る・曲げる・組む」という竹加工の基本を押さえている。
気づけば、子供以上に夢中になっているお父さんの姿も決して珍しくない。
 同じキットでも作り手により表情は変わる。世界に一つの作品と思い出を作ってみては?


名物笹うどんは、様々な効能に加え、竹の香りも新鮮。


ようこちゃん

 竹や笹の葉に含まれる効能の多さに驚きました。
それに「越前竹人形協同組合「越前竹人形の里」」には、熊笹うどんにはじまり、熊笹ヨウカンや熊笹ソフトクリームなど笹づくし!
口の中にほんのりひろがる竹林の香りも良く、なんかパンダの気持ちが少しわかったような、わからないような・・・・(笑)。とても新鮮な体験ができました。


かなちゃん

 竹人形を作る職人さのストイックさに感激。人形の髪の毛には0.2ミリに割いた竹を2000本以上使われるとか。スゴイ!ほんとスゴイというボキャブラリーしかでてこない自分が悲しいくらいです。
そんな職人さんも、体験教室ではすごく丁寧に教えてくれました。私が体験したのは、木工ボンドで組み立てる人形でしたけど、それでもマゴマゴ・・・・。でも、小学生の時の木工教室と同じ臭いがしてすごく懐かしく嬉しい気分でした。目にも舌にも楽しい「竹の博物館」体験でした。



越前竹人形協同組合「越前竹人形の里」

〒910-0331 福井県坂井市丸岡町上久米田 0776-66-5666

http://www.takeningyo.com/

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